こんにちは。
クラウドリース運営事務局です。
前回は投資信託全般についての
お話をしましたが、
投資信託と一口に言っても
投資する先によって
リスクや、変動具合
(どういう時に上がるのか下がるのか)
といったことは大きく変わります。
そこで今日は投資信託の中でも
REIT(リート)というものついて、
お話したいと思います。
正直、普段から投資をされていない方ですと
REITと聞いてどのようなものか、
イメージが沸きづらいかと思います。
REITとは、
不動産を小口化して
投資家からお金を募り
その資金で不動産を購入し
不動産から生じる賃料や、
売却益を投資家に分配するといったもので
東京証券取引所に上場しているものは、
いつでも売買が出来ます。
リートを図にすると、こんな感じでしょうか。
(出所:一般社団法人 投資信託協会 https://www.toushin.or.jp/reit/about/what/ )
例えば
大きくて有名なものですと
六本木ヒルズの森タワー、
ラフォーレ原宿の土地などは
森ヒルズリート投資法人さんの投資物件です。
また、都内を歩いていると
「NBF~ビル」というビルを
見かけることがあると思いますが
これは日本ビルファンド投資法人さんの投資物件です。
ちなみに
弊社の関係会社であるmaneo社も
NBF日比谷ビルに入っていたりします。
どの投資法人が、
どのビルに投資しているのか
というのは公開されています。
もし、気になる方がいらっしゃいましたら
投資法人さんのホームページをご覧ください。
さて、
次に特徴をあげていきます。
①高い分配金利回り
②少額から不動産投資ができる
③インフレに強い(物価が上がることに対して強い)
よく言われるのは、このような所でしょうか。
ではまず、
①高い分配金利回り
これについては真実です。
ただ、この分配金がどこから出てくるか考えると
ビルに入っているテナントさんの賃料
あるいは、ビルを売った時の利益
この様なところから出てきていますので、
ビルが古くなって月の賃料が下がったり
あるいはテナントが抜けて賃料が入って来なくなったり
ビルを買った時より、売る時の方が安くなっていたら
それは損になりますね。
他にも
投資信託の分配金は
分配月に入ってくる金額を毎回約束されたものではありません。
運用がうまくいかなくなったら
分配が0ということもあり得ます。
クラウドリースでご案内している商品については
融資した先の企業が倒産した場合などは別ですが
毎回、決まった利率で
(他の投資商品と比べて)高めの利回りの分を
お返ししています。
こういった部分は
弊社を利用して頂くメリットではないかと思います。
②少額から不動産投資ができる
この部分についても、その通りだと思っています。
あのビルかっこいい!
テナントも満室だし買っちゃおう!
と、普通の人は考えないですし、無理だと思います。
それがREITなら可能ではあります。
同じように
起業する人に対して1万円を出して
これで新しい店を出しなよ!
という話であればクラウドリースが活用できます。
③インフレに強い
この点についてもそうだと思います。
インフレで地価が上がれば
持っているビルは、買った時よりも
値段が上がる可能性が高いですから
それはそうだと思います。
では、クラウドリースではどうでしょうか?
ここでは2つのポイントで見ていきましょう。
一つ目が
インフレが起こる時というのは、多くの場合は景気の良い時です。
REITに限らず、多くの業種がプラスになるのではないかと思います。
ともすれば、債券に投資している人などには
マイナスになるかも知れませんが
弊社にとって、基本的にはプラスなはずです。
二つ目が
弊社でご案内している商品は
おおよそ8%から10%程度の利回りがあります。
物価が急激にそこまで上がるかどうか・・・?
仮に、10%物価が上がったとしましょう。
カップラーメン200円のものが220円
これならまだ、かわいいものですが
5000万円の家を買ったら5500万円になります。
ちょっとした外車が買えるくらいでしょうか。
もちろん、断言はできませんが
1年や2年で、そこまで物価が上がるのは
考えづらいと思います。
そして、
弊社の投資商品は多くの場合
期間的には、長くても2年程度のものがほとんどです。
それでしたら、
今選んだ方が良いのはどれか
ご判断がし易いかと思います。
・・・
さて、今回は長くなってしまいましたが、
投資信託商品との比較➁というテーマでお送りました。
次回もご覧頂ければ幸いです。