リースの基礎知識 ③
こんにちは!
クラウドリース事務局です。
本日は過去2回に引き続き
「リースの基礎知識」というテーマで
記事を書いていきたいと思います!
①の記事では
リースを使うことの全体的なメリットを、
➁の記事では
さらに詳しいメリット&デメリットを
それぞれ説明させて頂きましたが、
今回は
リースとレンタルとの違いです。
おさらいも兼ねていきましょう!
■まず、リースとは・・?
「お客様が求める物をリース会社がお客様の代わりに買って、決められた期間で貸出しする仕組み」のことでした。
※今回はわかりやすくするため、他のメリット等を省いて考えてみます。
上図のように、
リースの場合は経営者側が
事業に必要な設備を「新品」で購入
する場合に活用することが出来ます。
またリース会社は支払いを
代わりにする(立替える)のみで
在庫を保有することがありません。
■では次にレンタルとは・・・?
「元々レンタル会社が既に所持している(在庫がある)ものを必要に応じてお客様へ貸し出しする仕組み」のことを指します。
経営者側は
レンタル会社が持つ中古品を比較的自由な(一時的な)タイミングで使用出来るという形式です。
この場合、レンタル会社は在庫を保有します。
この二つは、
在庫を持つ・持たない等の多少の違いはあれど
所有権を持つ企業が
モノを欲しがっている人に貸し出す
という視点で見れば全く同じに感じます。
しかし、もう少し細かく二つの違いを並べてみると
はっきりとした違いが見えてくるのです。
上図のように、
期間であったり、
途中解約の可・不可であったり
会計処理上の違いであったりと
様々な面で区別することが出来ます。
一つ、根本的な違いを言うとすれば、
リースはファイナンスの意味合いを
持ち合わせた物件賃貸借の仕組みであり、
レンタルはファイナンスの側面はなく、
必要な機能を利用することに対して
利用料が生じる物件賃貸借の仕組み
と言ってもいいでしょう。
運転資金に余裕を持たせながら
必要な設備を揃えたい場合は
リースを活用し、
単純に一定期間、物を使用したい場合に
レンタルを活用すれば良いという形ですね。
貸し出すことへの
考え方そのものが違う、
そんな比較が出来れば良いかと思います!
・・・
今回はここまでとさせて頂きます!
また次回!